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ロータリー青少年の森林活動inやすおか ~10年のあゆみ~

  当クラブの社会奉仕・青少年奉仕活動におきまして、この唯一の対外的継続事業が10年目を迎え、その開催も昨年の9月で14回を数えております。

そもそもは、10年前クラブ創立45周年に当たり、当時、会長の私、幹事の三村さん、泰阜村住民で担当委員長の宮下正明さんと髙島さん、社会奉仕委員長の平栗さん、またご助言を頂いた横田さんによりまして、2011(平成23)年6月5日に記念すべき第1回がアイパークにて開催されました。

 その半年前の2010(平成22)年10月27日のクラブ創立45周年の記念式典におきまして、当時の松島泰阜村長と私とで「調印証」の交換を行っております。

更には久保田製菓の故・久保田譲会員から基金として50万円頂き、その後の事業に役立てさせております。

また地区補助金事業の年度のこともありました。この事業の実践、経過におきまして、宮下・髙島両会員による尽力が大であることは申すまでもありません。

 この事業は、当初、年2回開催し5年後に見直す予定でしたが、その5年後の2015(平成27)年からは年1回になりました。

例会では、この10年間14回の活動での沢山の写真の中から、事務局の生田目さんが53枚選んでくれまして、パワーポイントにて第1回までを私が、第2回から第14回までを、この4月に残念にも退会された髙島さんから説明させて頂きました。

なお、この事業への参加を楽しみにされ、14回の内12回出席されておられるのが髙安先生です。

 14回の中で2回雨天で、1回は「職場訪問」に切り替え、同じ泰阜村のヌーベルファーム泰阜(山下会員の丸西産業)の見学になり、もう1回は作業を後日、村の職員にお願いしました。

あとは天候に恵まれ、久保田譲会員ご指導よろしく準備体操に始まり、作業内容としては、看板の設置、伐木の片付け、広島RCからの被爆二世木「あおぎり」の植樹、レンゲツツジの植樹、十月桜の植樹、ハッチョウトンボの観察用桟橋作り、アサギマダラのマーキング等です。

なお「歩こう会」を2回程兼ねたこともありました。

 この事業は、一回一回は小規模な作業内容ではありますが、その積み重ねには素晴らしいものがあり、何よりも地元泰阜村の皆様に感謝され、私も幾度も孫たちを連れて行きましたが、タイトルのように青少年の育成として、特に泰阜村の「だいだらぼっち」の生徒さんたち、更には森林や景観の整備にも貢献できております。クラブ的には、会員の一体感、達成感をもたらし、そして個人的には、この事業を可能な限り、今後も続けていって頂くことを望むところです。

第45代会長 中島 康夫