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成田守夫ガバナーより新年のメッセージ

 明けましておめでとうございます。

 新年1月7日、菅義偉首相は新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を首都圏4都県に出しました。期間は8日から2月7日、政府は飲食時の感染防止に対策の力点を置いています。記者会見では「何としてもこれ以上の感染拡大を食い止め、減少傾向に転じさせる。そのために宣言を決断した」と説明されました。

 

 一方、私共2600地区、54クラブが活動する長野県でも急速に感染者が増加しています。緊急事態宣言を機にロータリアンが危機感を高め、行動を変え、感染拡大に歯止めをかけなければなりません。

これまで1年におよぶ「コロナ疲れ」に加えて、今回の宣言によって市民の権利や生活は実質的に制限されます。そのような社会状況で宣言の効果を上げるには、地域社会にあってもロータリアン一人ひとりの相当の覚悟が前提になります。各クラブの例会運営等について会長、幹事、役員の皆様のご心労はいかばかりかとご推察申し上げます。そこで現在の私の考えをお伝えしたく思います。

 

一.ロータリアンとロータリー事務局、例会場の皆様の生命と安全を守る。

一.どのような状況下にあってもロータリーの活動を継続する。

一.〝ロータリーから信州を元気にする〟ためロータリアンが一体となって難局を乗り越える。

 

 感染拡大を止め、経済を早く元の軌道に戻すには人々の十分な理解と協力が欠かせません。そのためにはロータリアンの皆様との意識の共有が必要です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年1月8日

国際ロータリー第2600地区

2020-2021年度 ガバナー 成田守夫