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ゲスト卓話 飯田FM放送 堀 竜也様

 今回は、飯田エフエム放送の堀 竜也様を講師にお招きし、「災害時における飯田FM放送の役割」というタイトルでご講演頂きました。まさにこの例会の当日も、日本には台風14号が接近、西日本では上陸かという状況でした。

 今までは30年に一度しか起きないとされていた大災害が、近年は毎年のように各地で起きており、そのダメージは計り知れません。この様な状況の中、飯田FM放送様(以下敬称略)は、今年で開局19年目、来年は20周年の節目を迎えます。開局の発端は1995年の阪神淡路大震災を機としたもので、「地域に密着した放送局」として開局されました。

 

 通常は様々な内容に富んだ放送で、我々リスナーを楽しませてくれていますが、いざ有事には「緊急情報」をいち早く収集し、発信をしているとても心強い存在であります。今年の2月頃からは「新型コロナウィルス」の感染が日本全国に広まり、このような感染症によるパンデミック混乱が起きない為にも、地域放送局の存在は需要だといえます。

 

 飯田FM放送では「災害緊急マニュアル」が策定されていますが、これからは一つでも多くの会社が「BCP」なるものを作成していくことが望ましいでしょう。今後は南海トラフ沖地震が懸念される時代ですので、そのような「緊急時」には「地域密着型放送局」として大きな力を発揮してくださると思います。まず、我々にできることは、飯田FM放送を日ごろからしっかり聞き、応援することだと思います。堀様、本日は貴重なお話しをありがとうございました。

報告者:公共イメージ向上・雑誌委員長 柴田 洋忠