「コロナウィルス感染症について」
『新型コロナウィルスの基礎 ～PCRとCｔ値～』小児科医の久田会員がパワーポイントでご自身が撮影した美しい写真を使用してご説明頂きました。去年の今頃、雪見例会後のバスの中で先生より、コロナウィルスの名前の由来が、ウィルス粒子表面の突起が太陽のコロナに見えるからとお聞きしてから約1年後の卓話です。
当クラブの平均年齢60歳以上の致死率、基礎疾患があると2～4倍死亡率が高まります。無症状、軽症の人が8割、この人たちが無自覚のまま、病初期にウィルスをばらまいている等データをもとに詳細にご説明いただき、PCRとCｔ値についての説明は、発症前2、3日前からウィルスがばらまかれていることや陽性者の退院基準・解除基準に利用していることなどお話しいただきました。
飯田保健所所長が書いた新聞記事より、新型コロナウィルスの病原菌を持っていても他人に感染させることがないよう『大人しく暮らす』。反対に隣の席にウィルスを持った人がいても感染を受けないよう『注意深く暮らす』。紳士であることを思い出し『静かにふるまう』。少人数でマナーよく飲食し、経済を回しながら、健康を維持することが必要と。
先生の写真に出てきたアサギマダラの蝶となり美しく見える伊那谷雲海の下へフジバカマの蜜を吸いに行けるのはいつになるのでしょうか？なお、久田小児科医院では、PCR検査機器をいち早く導入、会員には特別割引もあるそうです。ぜひご利用を。
報告者：国際奉仕委員会 副委員長 渡邉 秀樹