長野県における、新型コロナウイルス 感染防止対策 「 そこが知りたい!他県とどう違うのか? 」
昨年、県議会議長に就任して以来、誠心誠意、公平な議会運営に努めてまいりました。
この1年を顧ますと、昨年2月に県内で初めて感染者が確認された新型コロナウイルス感染症は、県内経済や県民生活に甚大な影響を及ぼし、県民の皆様をはじめ、医療従事者や飲食業、観光業など様々な事業者の皆様方が、この未曽有の困難に立ち向かうべく、懸命に努力を続けていることに対し、この場をお借りして感謝を申し上げます。
このように先行きが不透明な時代が続く中、県政の意思決定機関であり、二元代表制の一翼を担う議会の役割と責任は、より一層重要性が増しております。
急速な感染拡大に対応するための臨時会対応や各定例会での早期議決、補正予算、新型コロナウイルス感染症等対策条例の審議など、闊達な議論が尽くされるよう努めるとともに、「新型コロナウイルス感染症対策連絡本部会議」を開催し、県民の皆様や事業者の皆様から寄せられた切実な御意見・御要望は、しっかりと理事者と協議し、緊密な連携を図ってまいりました。
こうした中、世の中では、デジタル技術を活用した柔軟な働き方が広がるなど、変革の流れの中で、SDGsや長野県DX戦略の着実な推進に向けた提言や、全国初の長野県脱炭素社会づくり条例の制定も行うことができました。