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ゲスト卓話 NPO法人Hug(ハグ)篠田 阿依様

「地域と共につくる子どもたちの居場所」

 以前に表彰させていただいた松川高校ボランティア部のご縁で、NPO法人ハグの篠田代表をお迎えして『地域と共につくる子供たちの居場所』と題しての卓話をしていただきました。

 

 当日11時に例会場ロビーに着くと、既に台車3台分の食材が集まっていました。その後もみなさん手に手に持ち寄っていただいた結果、大変な数量となりました。改めてみなさんのご厚意と行動力に感謝します。

 

 さて卓話ですが、まず始めに篠田代表から昨年12月に行った第1回の寄付へのお礼がありました。有効に活用していただき、子供たちは本当に喜んでくれた様子です。

 

 篠田さんは通信制高校教諭の体験から、いろいろな子供が様々な背景を抱え生きている現状を目の当たりにして、地域とのつながる居場所が必要と感じたそうです。

 そして、子供たちにたくさんの選択肢を持って欲しい、たった一人でも信頼できる大人に出会って欲しい、等々の理由で2016年に不登校生徒の話し相手から活動を開始。翌年には子供カフェや学習サポート、NPO法人設立。その後も多世代交流目的のカフェ、フリースクール、ワークショップ等、コロナ禍で難しい部分はありますが、活動の幅を広げ続けています。 

 私は卓話を通して、その理念や行動力に勇気をもらいました。今後も息の長いサポートを続けて行きたいと思います。

報告者:青少年奉仕委員会 副委員長 伊藤 敏宏

 

 会員の皆さんに「子ども食堂」への食材の提供をお願いしたところ、たくさんのお米、野菜、缶詰、乾物、果物などが集まりました。ご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。

 その日のうちに、松川町にある「子ども食堂ハグ」さんへお届けし、お弁当として子供たちに提供されたり、また、毎月第2日曜に行っている配布活動で各家庭に提供されるそうです。

 このご縁が今年度に限らず、続いていくように願ってやみません。ありがとうございました。

青少年奉仕委員会より