去る2022年10月2日(日)、2600地区の会長エレクト・次期幹事研修が,オンラインにて実施されました。当日は81名の方々が参加し、午後1時から午後5時までの長丁場でした。
私はロータリー歴28年余となりますが、このような研修会に参加するのは初めてのことであり、大変勉強になりました。
先ず、ガバナーエレクトの折井正明氏が「2023-24年度実りある楽しい年にするために」と題して講演があり,自己紹介の後,2600地区の次年度の重点活動としてポリオ根絶活動(END POLIO NOW)に取り組む決意を披瀝し,そのための一つの方法として,主に松本RCが取り組んでいる古着deワクチンの事業を紹介されました。
次に、次期研修リーダーの古川静男パストガバナーから、ロータリーの基本理念、クラブの実状並びに組織運営について一通りの説明があり、最後にクラブ会長の心構えとして、会長自身が①ロータリーについて熱く語る,②クラブの魅力を高める,③広告塔になる,④ロータリーをエンジョイすることの4点を熱く語られました。
また、ポリオ根絶コーディネーター(現在日本では3名)であるパストガバナーの伊藤雅基氏から、ポリオ(急性灰白髄炎。所謂小児麻痺のこと)とは何か、ポリオの現状(アフリカ等の開発途上国のみならず、2022年6月にアメリカニューヨーク州でも1名の発症)等について説明があり、ポリオは未だ根絶されておらず、世界中全ての国の3億~4億人の新生児・幼児に対し、毎年ワクチン接種をし続ける必要があり、そのために多数の資金が必要であり、寄附の必要性・重要性が熱く語られました。
※第2地域ポリオ根絶コーディネーター 伊藤雅基様(パストガバナー・駒ヶ根RC)の「ポリオ根絶プログラム」の資料
※ポリオ感染者数は毎週更新されていますので掲載時とは異なっています。
さらに地区のグループごとに分かれ、私は下伊那グループのディスカッションに参加しました。そこでは、次期ガバナー補佐の市瀬氏の司会の下、ウクライナ支援やポリオ根絶活動を地区で一丸となって取り組むことや、合同例会・親睦会を開催することの提案がなされました。
最後に、閉会のセレモニーが行われ、成田パストガバナーの講評があり、さらに折井ガバナーエレクトからポリオ根絶活動こそロータリーの1丁目1番地であると、重ねてポリオ根絶活動に取り組む決意が披瀝されました。
報告者:会長エレクト 原 正治