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年男 大いに語る 卯年②

 卯年は特に景気が良い年だと言われています。干支にまつわる格言では、うさぎがぴょんぴょん跳ねる様子から、景気が上向きになりやすい、回復しやすいと考えられています。

株式市場でも卯年と景気の関係はよく知られているようです。歴史を紐解いてみても景気上昇の傾向がある卯年。今年がどんな年になるのか、楽しみですね。

「大寒や 恥づかしながら 来し方を 馬論」 昭和14年生まれ 古川 善行君

 84歳になった。行く末は僅かなので来し方を語る。RCとの出会いは1975年に交換交流チーム(GSE)に選抜されて米国加州534地区に6週間派遣された旅であった。RIが世界から2つの地区を選び、その地の若手専門職を5人づつ交換交流し、社会の諸事情を学び合うのである。多くのRC例会、地区大会、社会施設に出席、訪問した。ホームステイが原則でありロータリアンの実生活を肌で感じ、その後のRCとの係りと共に思いを深くした。

 帰国後は長野・愛知両県でも同様で、その内容は英文誌「ロータリーの友」に投稿した。おかげで私の世間は広がった。その後、長野RCに入会し県都の特殊性もありタイ、インドネシア、ミャンマー、バングラディシュ、中国、韓国等との医療協力、冬季オリンピック等国際交流(奉仕)の機会を得た。20年前に若麻績ガバナーの推薦を得て当会の仲間となった。当初は「来り者」扱いで遠ざけられた。現在まで国際大会へ4回、諸外国のRC例会へメイクアップ10数回、ミャンマーへ2600地区による教育事情視察等を重ねたので、RI、RF、ゾーン、地区、分区、RCの実情を感じとる良い機会であった。

 さすが120年余の歴史があり世界に冠たる民間の奉仕、親睦団体であるから確固な体制と仔細にわたる要綱がある。しかし年間計画の企画と立案、予算計画、管理運営執務体制について事前に会員へ提示がなく、それらの決定のプロセスと役員の選出が明瞭でない。既成事実優先と前例踏襲の傾向があり、任期5年最高執行責任者たる事務総長主導型になり易い。法的審査や監査も世界標準でないらしい。地区やRCで再々声をあげたが無視された。次期RI会長のテーマは「希望」らしい。是非あらゆる過程で自主性と意欲ある会員との対話を重視して風通しのよい組織にするべくつとめて欲しいと願っている。

「コロナなんかに負けないぞ!」 昭和38年生まれ 笹原久仁彦

 飯田南ロータリークラブ入会後2回目の「年男大いに語る」になりました。「還暦」と言う言葉が自らに当てはまる日が来るとは・・・

 「平成」から「令和」と改元され早くも5年目を迎えますが、その間ほとんどが新型コロナウイルス感染症に脅かされ全世界に恐怖と混乱をまき散らしています。 

 

 私どもの業務内容もその影響をまともに受け先の見えない状況の中、差し伸べられた手により何とか未来を見ていけるかなと感じております。ロータリーの友情に感謝しかありません。ありがとうございます。 

 

 又、50余年営業してまいりました「寿司・おにぎり・お弁当」も令和4年11月末日にて一時閉業しました。地域の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。 

 

 現在も弊社で製造販売しております「しめじご飯の素」は昭和55年頃より商品開発・販売を開始しました。その原材料の「ぶなしめじ」は昭和48年1月8日に初収穫され今年で50年になります。

 上郷小学校前にぶなしめじ収穫の石碑も建立されています。この地域だけではなく全国でも人気の商品となっております。これからも変わらずご愛顧のほどよろしくお願い致します。