飯田市へ信州大学の新学部の誘致が話題となっていますが、『信州大学新学部誘致推進協議会』に個人として入会されていて、委員会メンバーでもあります古川会員に、学生時代を心地良く過ごされた松本での生活体験等も交えて、卓話をしていただきました。
松本に高等教育の学校ができて100年になり、文化も根付いて、現在も「あがたの森公園」として、学都(音楽・山岳・学問)松本のシンボルとして残っています。
松本へ学校を誘致するにあたっては、長野県以外の県や県内では長野や上田との競争もあったそうですが、官民一体の粘り強い運動によって実現したそうです。
県や市からの資金の提供も必要だと思いますが、20年もの間 誘致運動を続けてきた市民パワーの凄さを感じましたし、松本市へ誘致を実現させた要因の一つでもあると思いました。
飯田市も、大学のあるまちづくりに向けて取り組みを強化していくようですから、信州大学の新学部が誘致できれば、学生が住む事による経済効果も大きいとは思いますが、文化も根付いてくる事によって、この地域全体が活性化してくるような気がしました。
報告者:公共イメージ向上・雑誌委員長 今村 和広