「会員増強について」
今年度、地区会員増強委員長で「あづみ野ロータリークラブ」所属の小穴 実様の卓話をオンラインでお聞きしました。
ここ数年来ことあるごとに「ロータリーの会員減少問題」が叫ばれている中で、飯田南ロータリークラブもアッと言う間に会員数が６０人を割ってしまいました。
つい数年前まで地区内での交流時に顔を出す度に他クラブの方々から羨ましがられたものでしたが、今や我々にとって危急の問題として、南クラブの会員其々がこの問題に対して、もう少し自覚を持って共有しなければ解決には至らないと言う事を改めて認識させられました。
小穴様の実に的確な分析をされたうえでのお話を聞いた中で、飯田南クラブの問題点と感じた事の１つとして、「マイロータリーへの登録者数が地区内で少ない方に属している」と言う事でした。
これは明らかに現役の会員がロータリアンとしての存在意義や価値を自覚していないことの表れではないかと痛感致しました。
現代社会の目まぐるしい変化の中で、ロータリーの様な組織も日々変化していって、その時々に順応して行かねば成らない必然性もあると言う事は多くの会員は十分理解されていると思いますが、だからと言って黙って現状に流されている様では何も解決には成らないと思います、しかし実は多くの会員がこの様なマイロータリーの登録をしていないことから見ても、根本的に自らの組織に興味を持ち、そのあり様を良く理解せずにロータリーの価値観を見出す機会を失っている方々が大勢を占めていると言うのが現状なのではないでしょうか。
私達は、もっと積極的に自ら会員増強のために周囲に対しロータリーの素晴らしさをアピールし、興味を持ってもらわなければ益々会員減少に歯止めが利かず、会員増強も儘ならなく成ってしまいます。そのためには皆が少しでもロータリアンとしての存在意義を見出し自覚することで喜びや楽しみを感じることが何よりかと思います。
そのための１つのツールとして先ずはマイロータリーに登録してみては如何でしょうか。たまたまマイロータリー登録に視点をおいてお話ししましたが、とにかく現役会員がもっともっとロータリーに楽しみや喜びを感じることが無ければ会員増強は見込めないと思いました。
報告者：会員増強委員長 橋上 信久
